こんにちは。妊活コーチの松本亜樹子です。

Fine祭りのお礼とエピソードを
Fineのスタッフブログから転載します。

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皆さん、こんにちは。Fine代表の松本@今日ちゃんです。

9月1日に始まった「Fine祭り2012 仲間と話そう! 不妊」
おかげさまで昨日、無事に終了いたしました。

京都のiCSi国際会議共催に始まり、大阪懇親会、
ASPIRE国際会議、そしてFine恒例の「おしゃべり会」は札幌・福岡・東京と、
全5地域での2か月にわたるイベントが
盛況のうちに無事終了できたのも
たくさんのサポーターの皆様の支え、応援があってこそ。

この場を借りて、心からお礼申し上げます。
本当に、ありがとうございました!
m(^^)m

今回もたくさんの出会いがあり、
また本当に多くの方に支えていただきました。

今こうして振り返っても、しみじみとありがたく思い出されます。

また、祭り5年目にして初めてのことだらけの「Fine祭り」となりました!
・二つの国際会議を共催し日本の運営事務局を担当
・大学の協力により、キャンパス内でiCSi国際会議を実施
・北海道と九州に初上陸!
・不妊症看護認定看護師さんと臨床エンブリオロジストさんのご協力による無料相談を実施
ひとつひとつでも大きいことなのに
いっぺんに経験! (@_@)

いやまぁ、今年もバタバタと、うれしく忙しい無我夢中の祭り実施となりました。
でも、楽しかった! \(^o^)/
年報にご協賛下さった皆様
そして、応援してくださったすべての皆様に
改めて、心から感謝申し上げます。

本当に、ありがとうございました!

そんな皆様にお届けする御礼があるとしたら
参加してくれた皆さんの、帰りのキラキラの笑顔です。(*^。^*)

あの数多くの笑顔を、応援してくださったすべての皆様に
見ていただきたいなぁ~、と 毎回、ホントに思います。

あの姿を一目でもみていただけたなら
「ああ、応援してよかったな~」って、
必ず思っていただけると思うのです。
(^.^)

生の笑顔をお届けできないのが残念ですが、ふたつだけ、そんなエピソードを。

長くなりますが、よかったら、読んでくださいね。

おしゃべり会の参加者の方から、こんな嬉しいメールをいただきました。
ご本人の許可を得てご紹介させていただきます。

~~~~~~~~<いただいたメールここから>~~~~~~~~
Fine祭りに夫と参加させて頂き、この会を開催して頂いたことにすごく感謝しています。
おしゃべり会や看護師さん、エンブリオロジストさんとの相談会など
本当に充実した内容であったと思います!
夫は今日体験者の話を真近で聞けて知らなかったことや
勉強になったことがいっぱいあったと帰りの道中新幹線の中で言ってました。
主人も私だけの意見でなく、色々な方の意見を聞くことができ、
夫は「お前がいつもうるさく言ってるだけかと思ってた。
たいしたことないとずっと思ってたけどそうではなかった。
色々な方の意見、話を聞くことができて今申し訳ない気持ちでいっぱいだし
今後色々な所で協力することが大事だと痛感した」と話していました。
昨日のことをきっかけに夫も気持ちを変えないといけないと自覚したようです。
~~~~~~~~<メールここまで>~~~~~~~~
Fineのイベントはカップル参加も多いのですが、
こういうメールをいただくと、本当に嬉しくなります。(^^)

また、昨日はこんなことがありました。

イベントが終わり、片付けをしていると、
一人の女性が話しかけてきてくれたんです。

「あの・・・・
私は治療を2年してるんですが、一回も泣いたことがなかったんです。
あんまり、なんていうか、悲しい・・って思わなくて。。。

治療がうまくいかないと残念だなって、思うことはあったけれど。。
でも、悲しいとは思わなかったし、そんなことは感じられなくて。

私、そんなことも感じない、
感じることもできない、私なにか鈍いのかなって・・」

そこまで話すと、その方の目からは、涙がぽろぽろあふれてきました

「・・でも、ここにきて、最初に話を聴いて、
そうしたら、なんだかわからないけど、涙がどんどん出てきて、
それからずっと涙が止まらなくて・・

今まで一回も泣いたことなかったのに、どうしてだろうって・・・
泣いたことなかったのに・・・」

もう、私も胸がつまってしまって、涙をこらえるので精一杯。
その方の手を握って、ただ話をお聞きしました。

その方は最後に
「私、今日、ここに来てよかったです。 ほんとによかったです。
本当にありがとうございました! また参加します!」

と、泣き笑いの笑顔で、帰っていかれました。

この出来事は、私の心の深いところに、大きく響きました。

彼女はこれまで、どんな思いで、過ごしてきたんだろう。。。
自分の感情を封印して、
封印していることにすら蓋をして、
一生懸命、ただただ、前を向いて、必死で頑張ってきたのかな。。

たまらない気持になります。

そして、こんなシーンを目の当たりにするたびに、思いを新たにするのです。

「安心して話せる場所」は、やっぱり必要!
もっとこんな場所を増やしたい。

それからもっと大切なこと

「隠さなくてもよい環境」が、やっぱり、どうしても必要!
不妊を隠さなくてもいい世の中にしたい。

Fine祭り2012は終了しましたが、
また次の新たな一歩は、もうその瞬間に始まっている。

いろんな意味で、なんだかとっても、そう実感した2012の祭りでした。

さて、そのために次は何をしましょう?
(^O^)

私がこんなことを言ったら、
スタッフの「ひえー」という悲鳴が聞こえてくる気もしますが(笑)
Fineはこれからも、こんな、
ささやかな、けれどもかけがえのない 一人一人の素敵なエピソードを
増やしていけるよう、頑張ってまいります。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

Fineを応援してくださっているすべての皆様へ
心からの感謝をこめて・・・

2012年11月4日
Fine代表 松本亜樹子

PS:
末筆ながら、この2か月間のために、
半年以上頑張ってくれた今年の「祭りスタッフ」全員に、
心からのお疲れ様も贈ります! 
いつも本当にありがとうです。これからも一緒に頑張っていきましょうネ。
m(^^)m