こんにちは。NPO法人Fineの松本亜樹子です。

本日、「特定生殖補助医療に関する法律骨子たたき台案」に関する要望書を
自民党 生殖補助医療に関するプロジェクトチーム
座長 古川俊治 参議院議員 に、提出してきました。
PTのメンバーである、小渕優子 衆議院議員も、面談に加わってくださいました。

本日提出した団体は、6団体。
「共同声明(同じ趣旨を主張する)」ではなくて
「共同行動(一緒に行動する)」として、提出したのです。

本日のTBSニュースで取り上げていただきました。
TBSニュース
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それぞれ、活動や主義主張が違う団体です。
今回のたたき台案に関しての意見も、多種多様。
「ぜひ、進めていただきたい」という推進派から
「このままの案では賛成できない」という反対派まで、意見はバラバラでした。

そんな6団体が、なぜ、「共同行動」を行なったのか。

それは、たった一つだけ、共通する思いが、あったから。

それが「生まれた子どもの出自を知る権利を、認めてほしい」でした。
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このほかにも、まだまだたくさんの課題が山積です。

人は「生まれる」ことだけは、自分で選べません。
で、あるのなら、
生まれた子どもは、みんな、幸せになってほしい。

生殖補助医療の技術は、そのためにあると、
信じたいです。

今日の提出後には、古川俊治参院議員に
「出自を知る権利については、さらに勉強させていただき、いろんなご意見を反映させて、法制度を作っていきたい」と、言っていただきました。

この大きな問題を、一人でも多くの方に知っていただき
ぜひ、関心を持って、この法案の行く末を
一人でも多くの目で、見守っていただけたら、と、願っています。

【要望書 提出団体一覧(50音順)】

NPO法人OD-NET(特定非営利活動法人 卵子提供登録支援団体)
NPO法人Fine ~現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会~
すまいる親の会(AIDの選択に悩んでいる・AIDで親になった人の自助グループ)
第三者の関わる生殖技術について考える会
DOG(DI Offspring Group)非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グループ
フィンレージの会(不妊に悩む人のための自助グループ)