こんにちは。(^^)
NPO法人Fineの松本亜樹子です。

先週末のJISARTシンポジウムで、「治療終結をどのように迎えるか」というテーマで
講演とパネルディスカッションを実施しました。
私は自分の経験と、友人たちの経験を交えて
治療をやめた、その後のお話などを中心に、させていただきました。

本来医療機関は「医療を提供するところ」ですので
不妊治療の場合は、治療だけを提供する、ということで
完結してもいいはずですよね。

でも、私が親しくさせていただいている医療者の皆さんは
ドクターやナース、エンブリオロジストさんや受付の皆さんまでも
「患者がどんなふうに治療を終えられるか」
「そのために、どんなサポートができるか」
ということを、真剣に考えてくださる方が、たくさんいらっしゃいます。

もちろん、カウンセラーさんは、言うまでもなく。
(^^)

今回のシンポジウムも、まさにそうで、とっても感激しました。
ドクター、ナースの皆さんが
自施設で、どのような取り組みをされているか、
実際に患者一人一人に対して、どんな風なメンタルケアやサポートをされているか
それぞれご発表。

終結を考えるための会をクリニック主催で実施されたり、
カップルでしっかり話ができるよう、看護の立場から必要な手助けをされていたり
二人で話せる場の提供をされていたり、
本当に、至れり尽くせりだなぁ、と、しみじみ。
(^^)

また、後半のディスカッションでも、熱心な議論が交わされました。

治療を始めるときだけではない、終了するときのことも
こんな風に、皆さんがそれぞれ真摯に患者に寄り添ってくださることの
安心感を、実感して、ホントに嬉しくなりました。

医療は日進月歩です。
けれども、必ず限界もあります。
そして、不妊治療の見極め時は、ある意味自分自身でしか決められないことです。

だから、つらい。
でも、だから、大事なんですよね。

終結を考えている方がいらっしゃったら
ぜひ、お二人でたくさんお話しされることを、おすすめしたいです。
我が家も、たくさん話をしました。
時間はかかりましたが、それは必要なプロセスだったなぁと
今では、思います。

ご自分のクリニックに、相談できる機関があれば
一度は行ってみられるのも、よい方法だと思います。
クリニックにないようでしたら、お近くに、不妊ピア・カウンセラーか
生殖心理カウンセラーがいらっしゃらないか、調べてみてもいいかもしれません。

治療をやめるための準備という目標が決まっているようでしたら
コーチングも機能すると思います。
私もやっていますので、よかったら、いつでもご連絡くださいね。
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気になっている方は、お早めにお申し込みくださいね。(^^)