こんにちは。(^^)
妊活コーチの松本亜樹子です。
昨日は、妊娠・出産・育児・不妊などを専門とするジャーナリスト・河合蘭さんに
久しぶりにお会いして、いろいろとお話させていただきました~。
ホントに久しぶりだったので、取材だけでなく、
あれこれ女子話で盛り上がりました! (^^)
この時のお話は、蘭さんが記事にしてくださるそうなので、
ぜひ楽しみにお待ちくださいませ。
蘭さんは、拙著もしっかりと読んでくださっていて、
とても嬉しかったです。
「卵子老化の真実」がベストセラーとなった蘭さんに
「こういうの、なかったですよね。松本さんしか書けない」
とまで言っていただいて、感激しました。(#^.^#)
さて、先週末から今週にかけて、イベント等で、
多くの不妊治療患者さんたちにお会いしました。
先週末の横浜のイベントでは、私の顔を見るなり、
「あ! 本!読みました!」
と言ってくださる方が、3名もいらっしゃって、びっくり。
(本にはどこにも私の写真なんて載ってないのに
きっと、何かの記事を見てくださったのかもしれません。)
このタイトルの本を、
治療中や治療前の方が読んでくださるなんて、意外だったし、
その分、とても嬉しく思いました。
中には
「もう3回も熟読しました!
うんうんってすごくうなずきながら読みました!」とか
「読んですっごく楽になりました! ありがとうございました」
と言ってくださる方もいて
「あー、本の趣旨がきちんと伝わって、よかった~~」
と安堵するとともに、心から嬉しく思いました。
でも、中には逆に「絶対に読みたくない」と思う方もいらっしゃいます。
タイトルがタイトルなので(^-^;) そりゃそうよね~と思います。
いくらサブタイトルやキャッチで、本の趣旨を伝えようと思っても
タイトルからして「やめかたの指南本」と思われても、まぁしょうがないところ。
それは構わないのですが、一人の方が何度も繰り返し、
「やめるのは怖い。やめたらどうなってしまうのかわからない。不安で仕方ない。
治療をやめても笑えるようになるのか、想像がつかない…」
とおっしゃるのが、切なくて切なくて、胸が詰まりました。
本当は、こういう方にこそ、ぜひ読んでいただけたらいいのにな。
決して手前味噌ではなく、そう思ってしまったことでした。
別に私の書いたこと、という意味ではなく、
16人の仲間たちのストーリーを読んでもらえたら
たぶん、何か見えてくるものもあるかもしれないのに、と思ったのです。
でも、こういう時には、誰が何を言っても、何も入ってこないんですよね。
それも、自分の体験で、よーく、わかっています。
σ(^^;)
私はこの本を、おこがましいのですが、一種、ギフトのつもりで綴りました。
でも、ギフトは受け取りたい人だけが、受け取ってくれるものです。
だから、受け取りたくない人には、残念ながら届かないんですよね。
切々と語られる不安の言葉は、そのほとんど同じことが、本に書いてあります。
だって、私(たち)も、全く同じことで、悩み悲しみ苦しんだからです。
私がこの本を一番届けたかったのは
10年前の、自分自身。
私たちの悩みは、10年間ほとんど変わらない。
これはたぶん、普遍なのです。
それを、私や仲間たちがどうとらえて、今どう生きているのか
知っていただくことが、ヒントになったらいいな。
いつか、少しでも心を軽くしてくれたらいいな。
心からそう願っています。
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