こんにちは。NPO法人Fineの松本亜樹子です。

12月13日(金)に、福島県の医科大学における
4年生の学生さんを対象にした授業「臨床倫理」で
掲題の講義をさせていただきます。

この講義のために、先日わざわざ大学から
「委託状」をお送りいただき、とても恐縮しました。

まさか、医科大学の非常勤講師のご依頼書をいただくなんて
うまれてこの方、考えてもみなかったことなので
あまりにもびっくりしたのと
また田舎の老母が喜ぶだろうからなぁと、
思わずFacebookにアップしてしまったところ
沢山の方にいいねを頂戴し、
更にキョウシュク。(汗)

なんて長い一文なんだ>自分 (笑)

と、長い前置きはさておき、

今回本当に嬉しかったのは
「ドクターの卵」の皆さんに
「当事者の現状を知ってもらうことは、必要だ」と
考えてくださった、大学のご姿勢です。

これって、本当に素晴らしいことだ! と思うのです。

これまで、看護大学など、ドクター以外の卵の方に対して
このような機会をいただくことはあったのですが
未来のドクターだけ、というのは、初めてです。

この講義では他にも「当事者」の声を聴く機会を持ってくださっているようで
依頼書には

「患者および家族の立場を理解したうえで、
 日々の医療に従事する姿勢を
 受講生が学ぶことのできる場としたい」

と、書いてあり、なんて素敵な大学だろうと、本当に感激しました。

「先生」になってからは、毎日接する患者だけれど
「先生」と呼ばれる立場になる、一歩手前で、患者に接することで
きっと、なにか得られるものや気づきが、たくさんあるのではないかなぁと
想像しています。

そういう、小さなきっかけの一つになればいいなと願い
今、鋭意資料を作成中です。(汗)

こういう大学が増えてくださるといいな。
医療現場が、さらにあったかく素敵なものになりそうで
とてもうれしいです。
(^^)