こんにちは。(^^)
NPO法人Fineの松本亜樹子です。
私が今年度、委員として参加していた、厚生労働省の会議
「不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査」の
結果が、ようやく本日、厚労省のHPに掲載されました!
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000197936.html
調査結果のポイントは、下記です。
私たちNPO法人Fineが行なった
「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート Part 2」のアンケート結果とは、
数字が微妙に違っていますが、
それは、調査対象者の年齢や性別が違っているからです。
(以前ご取材いただいた記者さんからお尋ねいただきましたので、こちらで共有します^^)
厚労省の今回の調査は、対象者が男女労働者2,060 人(以前就労しており、現在は離職中の者を含む)
Fineの調査は、対象者は不妊当事者5526人で、女性が99%(男性は1%未満)のため、
その結果の数値にはおのずと違いが出てきてしまうことを、ご理解いただけたら嬉しいです。
<厚労省の今回の調査結果のポイント(HPから抜粋)>
・不妊治療をしたことがあると答えた人の割合は13%
・不妊治療を行っている従業員が受けられる支援制度や取組を行っている企業の割合 は9% (Fineでは6%)
・不妊治療をしたことがあると答えた人のうち、不妊治療と仕事の両立ができずに 退職した方は16% (Fineでは20%)
・行政に望む支援として一番多い回答は、「不妊治療への国民・企業の理解を深める」
そして、Fineのアンケート結果は「添付資料」として、こちらに掲載されています。
この二つのアンケートを双方見ていただくことによって
より多角的な視点で、この課題を捉えていただくことができると思います。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/30.html
今回の会議では、このほかにも、下記のような別添資料も作成されました。
委員長の宮崎先生はじめ、委員の先生方、そしてもちろん厚生労働省の皆様と、調査会社の皆様と
ともに熱い議論を交わしながら、半年間続けた会議が、一つの形を見たことは、感慨深いです。
初回の会議の様子はこちら↓
https://ameblo.jp/npofine/entry-12298395828.html
委員の皆様
安藤委員
公立大学法人 横浜市立大学生殖生育疾患医学講座 倉澤健太郎委員
宮崎産婦人科理事長 宮崎豊彦委員
聖路加国際大学看護学部 大学院 教授 森明子委員
今回の会議の報告書、事業概要は、ぜひ厚労省のHPをご覧くださいませ。
他にも、パンフレットや連絡カードなどもできました!
こちらも順次ご紹介していけたらと思っています。(^^)
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